RAGE備忘録 1 〜デッキ列挙まで〜

RAGE shadowverse winter 十禍絶傑に参加してきました。
結果は、
day1 5-1
day2 3-3ドロップ
と、4回目にしてday2進出できたので頑張れたと思います。交通費還元したかったのですがまだ甘かったです。
今回はリア友のカードゲーマーがシャドバやるかも?との事なので割と詳しめに書こうかなと思います(電車で暇なのもある)


1.環境開始前(BOS期後半)
今回のRAGEは環境変わって1週間ちょっと経ってすぐRAGEだったので事前読みが重要になると思っていました。その為、前の環境からどう言ったアーキタイプがあり、強化弱体化する点も考慮する必要があると思っていました。
特に今回はシャドバユーザーをふるいにかけたワンドリの黒歴史パワーカードがごっそり落ちるので結構重要でした。


各リーダーのアーキタイプ(BOS期にあったアーキタイプのみを挙げています)


・エルフ


アグロエルフ(翠嵐エルフ)

f:id:trttkm:20181009162235p:image
BOSの1つ前の環境でコントロールに優秀なクリスタリア・エリンが抜けたりしたためアグロのみが上位デッキに。アグロエルフも10t以上やれるパワーを持ち、アグロプランもありながら長いターンやれるリソース力を持っていました。
しかし、ローテ落ちでアイデンティティであり環境を左右させた茨の森、妖精の使役者というパワーカードがこぞって抜けたためエルフの弱体化は免れませんでした。フェアリーサークルの再録、新ティアやそして煌刃の戦士・ベイル

f:id:trttkm:20181009162150p:image

と言った新カードの追加もありましたが後述するデッキに比べパワーのあるカードが与えられずといった印象を受けました。


・ロイヤル


アーサーロイヤル(ミッドレンジ)

f:id:trttkm:20181009162319p:image
刃ネズミが落ちるだけという大きな弱体化は無かったものの代わりの2コストの枠及び強化によって環境デッキになりうるパワーを持つデッキ。結果としては簒奪の従者という2コスト強カード、そして簒奪の邪剣、簒奪の使者、オクトリスと言ったシナジーカードが追加された事によってドローカード0でも戦えるという意味のわからないデッキに。

f:id:trttkm:20181009162328p:image

各コストにおいてぴったり使える最強カードがある事が主な理由ですかね。


・ウィッチ


ギガキマウィッチ

f:id:trttkm:20181009162338p:image
スペルブースト系ウィッチ。超越の後釜というイメージ。抜けるカードとしてはゴーレムアサルト、呼び覚まされし禁忌ですね。低コストかつ守護を補充、6コスト→2-2で3/3守護2枚というリソースの少ない状態での展開などで助けられた汎用性の高いゴーレムアサルト

f:id:trttkm:20181009162433p:image

序盤の展開を裏目にしてAOE3点、高スタッツによる処理を強要、進化顔6点など様々なバリューで使われた呼び覚まされし禁忌

f:id:trttkm:20181009162454p:image

が抜けた事で入ってくるカードがないと結構厳しくなる印象でした。入ってきたカードとしては真実の宣告というカード。ウィッチに遂に最強の回復カードが追加されました。ランダム要素ではありますが個人的には結構高めに評価してます。


暗黒の召喚士ウィッチ

f:id:trttkm:20181009162549p:image
序盤をドローとドローシナジーのある呼び覚まされし禁忌で凌ぎ、7/10/10や7/12/12で付属効果持ちの暗黒の召喚士で押し切るデッキでしたが、先程同様呼び覚まされし禁忌のローテ落ちでアーキタイプが成り立たなくなりました。


マナリアウィッチ

f:id:trttkm:20181009162639p:image
地雷デッキ的な立ち位置で、魔術の始祖・マナリアによりバーンの点数を伸ばしてストームレイジなどのAOE、マナリアの黒龍→マナリアの魔弾での大量バーンで20点削るデッキ。マナリアというアーキタイプがCGSからの追加という事で根本のデッキからは落ちるカードがなく、マナリアナイト・オーウェンやなにより大きいのがマナリアの魔導姫・アン

f:id:trttkm:20181009162720p:image

の追加や全弾でマナリアカードの少なくコストの下がりにくかった光魔法の教師・ミラ

f:id:trttkm:20181009162745p:image

とのシナジーが強化され、大きく強化されました。また、魔術の始祖・マナリアからのバーンで削るデッキだけでなく、マナリアの魔術姫・アンのチョイスであるアンの大魔法によるOTKf:id:trttkm:20181009162818p:image

を狙うアーキタイプもでき、マナリアの中で2デッキできるという始末(誰か名前分けて)。


土ウィッチ
俺の名はレヴィ!覚えておけ!

f:id:trttkm:20181009162847p:image
さんと
虚構をあげる、受け取って?

f:id:trttkm:20181009162858p:image
さんが消え、大きな強化がなかったためアーキタイプごと消えました。アンリミで頑張れ👍(オズ結構好きでした)


(ウィッチアーキタイプ多すぎでは)


・ドラゴン


ランプドラ

f:id:trttkm:20181009163238p:image
ドラゴンはアーキタイプというか人によって採用カードが様々で、正解とするデッキが最後まで定まらなかったイメージです(今でもそう)。
しかし、必須カードは存在する訳で、ドラゴサモナー、そしてジャバウォックのローテ落ちが一番厳しかったのではないでしょうか(ローテ落ち直前で光を見るレジェンド結構好きです (例)ガウェイン、禁忌、ジャバ)。ドラゴサモナーでリソース回復カードが消えたのがキツかったですね。逆に追加カードとして侮蔑シリーズのカードが全て強い(説明するまでもない)かつシナジーが完璧すぎるという事で大型強化を受けました。また、最強カードの侮蔑の絶傑・ガルミーユ

f:id:trttkm:20181009163341p:image

のエンハンス効果と2代目ジェネシスドラゴンのアジ・ダハーカ

f:id:trttkm:20181009163353p:image

シナジーが完璧なのも大きな要因ですね。(侮蔑の使徒と飢餓の輝きでジェネシスドラゴン作れるのも頭おかしい)


リントヴルムドラゴン

f:id:trttkm:20181009163412p:image
実質ウィッチデッキ。特に落ちるカードもなく、また追加されるカードもなかったためパワーそのまま。地雷よりの立ち位置は変わらす。


原初ドラ

f:id:trttkm:20181009163446p:image
ランプドラとあまり変わらないイメージなのですが、ドラゴサモナーという展開&リソース回復の消失とジャバウォック失踪プランの消失でランプドラに吸収されてメタデッキ的な立ち位置になったと思われます(個人的には前と今の環境では原初はランプドラの派生的なイメージ)


・ネクロマンサー


アーカスネクロ

f:id:trttkm:20181009163508p:image
RAGE配信宅から一気に流行ったデッキ。アーカス後からファンファーレ&ラストワード即時発動してから使ったppがクイックブレーダーに変わりボード処理するという凶悪デッキでしたが、リソース回復に大きく貢献していたデーモンイーターがローテ落ちし、ハンドを大きく消費し、更にダラダラ天使エフェメラが落ちた事で弱体化が進みました。エフェメラはアディショナル追加のグレモリーが悪いことしましたが、10ppでのビッグソウルハンター処理フェリエフェメラOTKが出来ないのは厳しいイメージです。追加カードとしてはオルトロス、カローン、そしてケルベロス

f:id:trttkm:20181009163607p:image

が追加された為、アーカス自体に強化がかからず、アーカスをサブプランとしたミッドレンジネクロマンサーが環境を取るといった形になりました。


ヴァンパイア


ヨルムンガンド

f:id:trttkm:20181009163630p:image
まず、デッキタイプというよりヴァンパイアのパワーカードが全て落ちたと言っていいでしょう。

f:id:trttkm:20181009163728p:image

ヨルムンガンドやバルプルギスナハトなどは残っていますが、中盤を支えた緋色の剣士、除去&疾走という意味わからないデモンオフィサー・エメラダが落ちた穴は大きすぎました。ヨルムンガンドを軸にしたデッキには大きな追加はなく、アンリミテッドで猛威を振るっていたデッキに強化を与えました。


闇喰らいの蝙蝠ヴァンプ(アンリミのみ)

f:id:trttkm:20181009163808p:image
自分のターンに自傷した枚数分相手にダメージを与える蝙蝠を主軸としたデッキ。ローテーションのカードではデッキのパーツが足りず、アンリミテッドで猛威を振るっていたデッキです。追加カードの強化を受けて見事に最強デッキに成り上がりました。強いて言うなれば、アンリミテッドでの最強カードである鮮血の花園、そして漆黒の契約。自傷回数を稼ぐ手段が全弾アンリミテッドより攻撃時自傷効果が多い為多く殴れる先行有利、かつ漆黒の契約

f:id:trttkm:20181009163939p:image

によるリソース回復効果が無い事や、元々低コストカードを多く使い自傷回数を増やすデッキの為、血の取引や純真の歌い手などを3投する事によるパワーの低下は発生しました(それでもアホみたいに強い)。しかもエメラダは3コストになり強化されて帰ってきたので意味が分からんです。

f:id:trttkm:20181009164021p:image


・ビショップ


天狐ビショップ

f:id:trttkm:20181009164051p:image
天狐の社でボードを取りながらちくちくするデッキ。主にコンシードデッキ。落ちたカードとしてはスノーホワイトプリンセスによる序盤の凌ぎが無くなった事だけでしたが、ユニコーンナイトというカードが追加されたことにより回復&処理できるチョイスカードにより微強化を受けました。


・ネメシス


アーティファクトネメシス

f:id:trttkm:20181009164124p:image
AF好きっすwマキナを使い1コストカードを使っているのにppズルしてボードを処理し続けるデッキ。ネメはローテ落ちが無いので弱体化が無いのが良いですね。強化としてはオートメーション、起動外装、そしてリーシェナといった感じですが、マキナで白黒アミュAFが燃やされ、起動外装は運だけといったイメージだったので大きな強化は無いイメージでした。オートメーションは個人的にはAFを握る時にマキナ全力後ハンド加速装置、生命の量産、ハクラビで破産するのが嫌いな人だったので低く評価してました...


人形ネメシス

f:id:trttkm:20181009164156p:image
ナーフによりゴロウ

f:id:trttkm:20181009164223p:image

になったりノアがギガキマに間に合わなくなった結果、リーシェナ進化ターン進化最強!になったデッキ。リーシェナを引けなかった時のパワーと無限に余る人形で悲しくなってくる(しかも進化吐けない)。個人的にはナシ寄りでした。


以上が前環境のデッキの持ち越しですが、今環境で新たなアーキタイプが誕生し、それらをふまえて作りうるデッキを列挙しました。


・マゼルベイン
・ミッドレンジエルフ
・アーサーロイヤル
・ギガキマウィッチ
・マナリア(アン軸)
・マナリア(始祖マナリア軸)
・侮蔑軸ドラ(原初含む)
・ミッドレンジネクロ
・蝙蝠ヴァンプ
・天狐ビショップ
・セラフビショップ
・AFネメシス
・リーシェナネメシス


アーキタイプとしてはこういった感じですね。特にマゼルベインでは各アーキタイプのファッティやプロトバハムートを連打して縦に処理を強要したり横展開の強いネクロやエルフにはギルネリーゼというリソース回復かつ永続に強化するヘクター

f:id:trttkm:20181009164346p:image

が追加されたので横での処理も要求され、セラフやリーシェナといったアミュレット対策、蝙蝠ギガキマアンの大魔法でのOTK等、全デッキに対策するのは無理という事が分かります。その為、強いデッキ及びそれらに勝つことのできるデッキを模索していくところから始めました。


長くなったので続きます。